姉妹が一番夢中なのが愛犬小夏。
犬を飼うということ、ってわけでもないけど、子どもが子どもを
育ててている過程にある。
奇妙なもので、やっぱりあたしの昔と同じようにまったくしつけ
という概念も大事に育てるという考えもないので、自分が可愛がり
たいときにかわいがり、面倒も気まぐれで見る。
その結果、当然ながら面倒をみて適度に距離を置く親たちになつく。
姉妹はなっとくいかないようだが、自分たちに置き換えて説明してみる。
「あたしがあなたたち(姉妹)の食事の支度とかお掃除とか
気まぐれでして、あなたたちが疲れているときや寝ているときに
いきなりつかんで抱っこしたらどう思う?」
と。
当然今のように姉妹はあたしになつかなかっただろう。
可愛いけどほっとく。大変だけど毎日ちゃんと面倒を見る。
それを続けてきた果報が今実りつつあります。