2003/08/31

やりたがって、飽きっぽいのは生まれつき

あたしと藍夏さん、杏夏さんとは、よく一緒に
何かを作ることが多い。

土日でどこにも出かけられないときなど、
クッキーやうどんなどをたまに作る。
その当たりのことは前のBLOGでも書いたので
省略するけど、そんな風に、藍夏さん・杏夏さんには
いっしょに何かをやるという習慣が身についている。

だから、藍夏さんは体験教室みたいなものが大好きで、その手
のものを見つけると必ずといっていいほどやりたがる。

今回は革のキーホルダー制作に挑戦したけど、
藍夏さんはいいとして、杏夏さんもあたしに触らせない
ほどの気の入れ方。

トンカチで刻みをいれるときなんか嬉々として
(ある意味危ない感じで)何度もやっていた。

最近、体験モノの回数などで性格が変るというから
やりたいときはやらせるようにしているけど、ちょっと納得
行かないことがある。
杏夏さんはやることは好きだけど、完成物自体にはなーんの
興味ももたいない。

今回のキーホルダーも、作った直後から忘れていた。
そして藍夏さんはものすごく大事に持っていて、
家に帰ってもしばらく遊んでいた。
(と、言っても一週間もすれば忘れるけど)


せめて作った直後は持っていて欲しいけど
杏夏さんは
「藍夏さんと(あるいはあたいと妻さん)一緒にやる」
のが好きなのであって、何かを作ったりするのが
好きなわけじゃない。

そこが藍夏さんとの決定的な差で、藍夏さんは
自分が興味を持っているから行動、杏夏さんは
その行動を見てまねをするだけ。

世の中の姉妹はみんなそうなのだろうか・・・。

そう言えば、弟・妹は要領がよく、飲みこみが早い
とどこかで読んだ。

それもこんなことが原因だろうか・・・。


Q 飽きっぽいですか?
A 末っ子なのでそうです。

PS
昨日の晩御飯
・スパゲッティーミートソース
・チーズオムレツ
制作著作 あたしです。


2003/08/30

家で何をしているんだろう・・・。

今日は藍夏さんのお誕生日会。
幼稚園で毎月開かれるもので、お誕生日を
お祝いし、父兄が参加できるというもの。

正直、藍夏さんよりも、幼稚園にいるほかの子ども
達と遊びたくて、わざわざ時間を作って参加した(平日)。

お父さんはあたしともう一人だけ。
でもその一人もすぐ帰ってしまったので結局はあたし
一人だった。

で、このお誕生日会のメインは、お昼を子どもと教室
で一緒に出来るというもの。

前回は、妻さんにゆずったが、今回は何が何でも
出ようと思って、恥ずかしくて帰りたくなる思いを
降りきって参加した。

教室にはお母さん達が3人。

お父さんが珍しいらしく、少しだけ話しかけてきた。

「ウチでもお子さんの面倒を見てらっしゃるんですか?」
あたしは一瞬何のことを言っているのか分からずに
「・・・・はい」
と笑顔で答えつつも、どう答えて言いか分からなかった。

「あら、当然みたいな返事ですねぇ。うらやましいわ」
と言われたので、なぜ当然じゃないのかそっちのほう
が不思議だった。

でもあまり余計なことをいうと、妻さんに怒られるので
適当にニコニコしていたが、どうやら、他のお父さんたちは
家で子どもの面倒を見ないらしい。

他にも、教室にいた他の園児と話をしていると
「保母さんみたいですねえ」
と、誉められたのか、馬鹿にされたのか分からないツッコミ
を受けた。

そんなに珍しい風景じゃないと思うんだけど・・・。

今時は、育児に参加しているお父さんも増えてきているし
掃除洗濯くらいはやる人の話しも結構聞く。


ただ、幼稚園という限られた世界で、めったに見ない
光景に出会ったので、とりあえずそれを際立たせることを
言ってみただけだろうか・・・。


それともあたしはヘンなのだろうか・・・。

Q 子どもと遊ぶことがありますか?
A いっぱい。それもよその子とも。

PS
昨日の晩御飯
誕生日だったので、外食です。






2003/08/29

暴れる子どもを押さえつける努力

あたしは休みの日はほとんど車で移動する。
当然、家族もそれに引きずられて車移動になる。

藍夏さんが小さい頃、シートベルトをどうしてもいやがった
ことが多々あった。

大体の規則性は決まっていて、渋滞になるときや
お腹が空いたときに暴れていた。

そんなとき、あたし達は絶対にシートベルトから出して
あげることはなかった。
泣き叫ぼうが、シートベルトが体に食い込むほど暴れ
てもだ。

もちろんシートベルトをしていない危険性もあるけど
泣き叫べばいやな事から抜け出せるという、関連性を
作りたくなかったことのほうが大きい。

シートベルトは絶対にしていないといけない。
それと同じように、なんだろうが、絶対にゆずれないこと
がしつけ上多々出てくる。

そのたびに泣き叫んで、許してもらっていたら
何もいうことを聞かなくなってしまう。

絶対にしなくては行けないことがあることを
教えるいい機会だったと、今では思い、杏夏さん
も同じ目に合っている。

そして藍夏さんは
「きょうか、ぜったいだめなこともあんのよ」
と説得していた。

Q 子どもの頃シートベルトをしていましたか?
A ごめんなさい・・・・していませんでした・・・。


PS
昨日の晩御飯
カレーでした。
制作著作 妻さんです。



2003/08/27

大きくなったけど小さくなって欲しい

子どもが可愛いと思えるピークは4歳前後
だと思う。

赤ちゃんの頃は忙しく、精神的に気苦労が多い
ので、可愛いと思う瞬間は少ない。

喜怒哀楽や、感情を出すようになり、やっと自分の子ども
という実感が湧いてきて、さらに、自分に対してリアクションを
とるようになると、さらに可愛くなる。

1年くらいすると、自分のことを呼ぶようになるので、さらに
身近になり、子ども自身も明確な意思を持って甘えるようになる。

2年もすると、意思疎通が出来てきて、自分の言っていることが
分かるようになるので、さらに結びつきが強くなり、ある意味
ココラ辺から頂上に近くなる。

では、なぜ4歳以降は下り坂になるのか。

今のあたしはまだ下り坂ではないが、なんとなく寂しい気持ち
が出てきた。

それは、昔はあたしがいないと何も出来なかった藍夏さんが
ある程度のことはもう自分で出来るようになったから。

ましてや、言うことも一人前になってきたので、本当に
子ども(前は幼児)規格の状態だ。

赤ちゃんの頃や幼児の頃は
「早く大きくなってね(苦労が減るから)」
なんて、いろんな障害(外出時の苦労や病気時
の意味不明な状態)のたびに思った。

でも今は
「もうそのままでいいのに」
なんて思ったりする。

今度、幼稚園で藍夏さんの誕生日会がある。
そのときは、あたしが幼稚園に行っていっしょに
お祝いをすることになっている。
(あたしの強固な希望により)

そのときはもっと大人?な藍夏さんが見られるだろう。

嬉しくなるか、寂しくなるか。

なんとなく予想はついている。

Q 親に対して成長の姿を見せないようにしたことありますか?
A あたしは、なんとなくお酒を親の前で飲まなかった。
  子どものままのほうがいいきがして。



PS
昨日の晩御飯
実は徹夜で外出でした・・・・。




2003/08/25

仲良くすべきか、流すべきか

子どもは最初は警戒するけど、すぐに溶け込み
そのうち図に乗る。

人との接触法は、その状況によって違うけど中途
半端なのが、自治会関連の集まり。

まずもって知り合いじゃないし、継続して仲良く
する理由があまりない。
近所なだけに、無難な関係にしておきたいし、
下手なことも言えない。

そんな状況の中、なぜか集まりには意見交換の
時間がある。

もちろん、下手な反論や、意見をいったら影で何を
言われるか分からないので、じっと言わ猿状態だ。

あまり関係を深めたくなく、薄くも出来ない
息苦しい時間が過ぎていき、なおかつ、たまーに
意味不明なことを言う人がいるからストレスもたまる。

どうやったら楽しい時間に変えることができるのだろうか。

とりあえずは仲間を作って、仲良くするのが一番
早いし、昔の自治体やご近所付き合いはそうだった
気がする。

でも、今は下手に近づいて刺される(大げさだけど
そんな事件もあった)と思うと、まず家族が心配。

やっぱり軽く流すべきなのだろうか・・・・。
今はそうするしかないけど。

Q 近所付き合いはどの程度していますか?
A 幼稚園つながり以外はまったくしていません・・・。

PS
昨日の晩御飯
外出していたので、寿司です。



2003/08/24

反論できないこの辛さ

あたしは正論通りに動くことが大好きだ。
逆に非論理的なことをもっともらしく言う人が苦手。

精神論とか、超常現象を信じないってことじゃなく、
何か作業の進め方や、論争などの内容であきらか
に矛盾したり、論点がずれている人がいる場合がある。

そんな時は、杏夏さんに「会社の辛さ」を説明
するより難しい。

そんな感じなので、自分がちょっとでも正論から外れ
たりしたときは、素直に謝ることにしている。

でもたまーーに謝るのがものすごくイヤなときもある。

今日、外食をした帰り、お店の出口で一瞬たむろってしまった。
それは、出たときたまたま花火大会がスタートし、見とれてしま
ったから。

もちろん,出入り口をふさぐような感じになっているので
明らかに邪魔だ。

でもそのときは気がつかずに、そのままでいたら、
入ろうとしたおばさんに
「ちょっと、じゃまじゃない! どいてくれる!」
と本気モードでどかされた。

その言い方に、ものすごく頭に来て、何か
言い返そうとしたが、悪いのはこっちなのでそれは
ぐっと飲みこんだ。

でも飲み込むのが精一杯で、ついに謝ることは
出来なかった。

いい訳はない。
明らかにこっちが悪い。

でも・・・・。

こんなとき、藍夏さんはいつもどおりだ。
ちゃんと
「ごめんちゃー」
とふざけた顔してその場を去った。

誉めるべきか怒るべきか。

とりあえずほっとこう。

Q 見知らぬ人から「注意」じゃなくて、「罵声」を浴びたらどうしますか?
A いつもは謝る。罵声にも理由があるから。


PS
昨日の晩御飯
一人だったので、たらこスパゲッティ-でした。

制作著作 あたしです。

2003/08/22

微妙に頭に来る声

子どもが出来てから、元々子ども好きだったのが
ますます大好きになった。

一番の要因は寛容になったこと。

子どもというものは「わがまま」で「自分勝手」
で、「何も出来なくて」「すぐ夢中になる」になる
ものだと理解・体感した結果だ。

だからよその子どもと遊んでいてもあまり
イライラすることもないし、溶け込む努力をする。

最近、電車とかで子どもが騒いでいても
「大変だなあぁ。がんばってね」
と親に暖かいまなざしを送るくらいだった。

でも・・・今日気が付いた。

子どものキーキー声にも我慢ができない
ものがあると。

なんとなくのわがままや、子どもなりに張り切って
親と話している声はまったく気にしない。

でもたまにいるのだ。
騒いでいることが楽しい子どもが。

この子達は騒ぐのが目的だから、言っている
こともまったく意味がない。
「わーい!!! キーーーーー!!」
など。
走り回って、騒ぎまくる。

遊びで夢中になって騒いでいるとかなら
「静かに遊ぼうね」
とかいいう視線を投げかければ、本人も気がついて
おとなしくなるが、騒ぎたいだけの子どもはそれも意味がない。

そして当然親も適当だからますますイライラする
だけの時間が過ぎていく・・・。

知り合いだったら完全にボコっているんだけどなあ。

Q 騒ぎたいだけで暴れるってことありますか?
A 海とかではしゃぐくらいかなあ。

PS
昨日の晩御飯
・ひとりぼっちweekなのでインスタントでした。











2003/08/20

「聖職」は頑張って初めて得られる地位

学校の先生はいろんなタイプがいると思うけど
幼稚園の先生はなんとなく同じ感じがする。

あたしが小学校のときを思い出してみると、先生たちは面白い
ぐらいに、テレビドラマとおなじような「配役」ぶりだった。

ちょっと怖いけど面白い先生、完全に怖がれいた先生、
なめきられていた先生、やる気がまったくない先生、張りきって
いるけどすべる先生などなど・・・。

金八でも、熱中時代でも、教師びんびんでも(古いなあ)
職員員室にいる先生たちはこんな感じだった。

で、幼稚園はここまで個性を発揮していない。

確かにやる気の差はあるけど、たいてい
「元気よく、張りきっている」先生を演じている。

演じきれなかった先生は気がつくとやめていたり
副担任になったりしている。

なんでか考えてみると、やっぱりそうでもしないと
幼稚園の先生が勤まらないからだろう。

まず、いつもニコニコして(誰からも好かれるように)、声に
メリハリを付けて(同じだと飽きられる)、走りまわって
いる(でないと子どもがなにするかわからない)。

なおかつ、小学校と違って常に親たちの視線がある。
幼稚園の周りで見学している親もいるし、何かあると
ものすごい勢いでうわさが駆け巡る。

つまり必然性に迫られたスタイルなのだ。

サービス業が、たいてい笑顔で接して不快な思いをさせない
ようなマニュアルがあるような。

幼稚園の先生達もそのことを自然と、そしてがんばって
スタイルを構築している。

お客さん(子ども・親)の望むことをして、人格を形成する。

そう考えると、幼稚園の先生のほうがある意味「プロ」で
あり「聖職」なのかもしれない。

Q 幼稚園で変った先生っていましたか?
A いない。断言です。



PS
昨日の晩御飯
遅かったので一人インスタントラーメンです・・・。


2003/08/19

恐怖体制の良し悪し

人によって叱るタイミングややり方が違うのは前にも書いた。
1回で激怒する人もいれば、10回言っても同じトーンの人もいる。

あたしは藍夏さんや杏夏さんが好奇心をもって何かしたがるとき
や、自分のしたいことが止まらないときは、一回目は飲みこんで、
「やりたい理由」を聞こうと努力している。

それは自分が小さいときは何度言っても聞かなかったし
どうしても一回で言うことを聞かせると、なんかもったいない
気がするのだ。

一発で言うことを効かせるのはたいした手間は要らない。
父親として、圧倒的な地位の差と、尊厳や恐怖心を植え付け
ればいい。

そうすれば一回で不思議なほど言う事を聞く。
これは子どもに限らず、大人でも、やくざが
「静かにしてくれませんかねえ」
と言ったら、たとえ小声でも言うことを聞くだろう。

でも子どもにそれをしてしまうと、もう仲良く遊んだり
二人で出かけたりができなる気がする。
そして、一番大切なことは、やりたい気持ちが削れていってしまうことだ。

明らかに悪いこと(危険なことや前回書いた食事中のいたずら、
イジメ、意地悪など)は、一発パンチの場合もあるけど、不思議探求
な気持ちや、自分で何かをしてみたくて止まらなくなったときは、
まずは優しく注意するようにしている。

そして理由を聞いて、納得できたらやらせるしだめだったら
止めさせる。その後またやりだしたら、それはアホなので2回目は命令
口調で、3回目はさらにキツクなる。

なので、その行為を見ていると歯がゆいのだろう。
あたしの親はよく
「なめられているよ、あんた」パンと一発でいうこと聞かせろ」
と注意する。

何でも一回で言うことを利かせる必要はない。
ようは人に迷惑をかけない、誰からも愛される子に育ってくれればいいのだ。

その経緯や手段はどれでもいい。

あたしはその手段を
「恐怖」ではなく「調和」で取った。

答えは10年後くらいにでるけど、多分大丈夫だと思う。
今は望みどおりいっているし。

それに、3回目にはいつも大泣きしてる。

Q 一発で言うことを聞いてしまう人は誰?
A 昔は父親かなあ。恐ろしかったから。今は仲は悪くないけど
  会話もない。

PS
昨日の晩御飯
・鶏肉のホワイトシチュー(レトルト無し)
・ホッケの塩焼き
・トマトサラダ
・かぼちゃの煮物

製作著作 かぼちゃ:妻さん
       残り:   あたし


2003/08/18

猿から人間になる時

あたしは何度言われても、すぐ忘れてしまう子どもだった。

小学校の頃、あまりにも忘れ物が多いので、最後は
手にマジックで書かされて家に帰った。

忘れてしまう理由など特にない。
きっと他に興味があることがたくさんあったのだろう。

藍夏さんもすぐに忘れる。
欲しがっていたおもちゃを買ってあげると、その日になくす
ことも多々ある。

ただ、困るのは説教をしているとき。

悪いことをして叱っているのに、その1分後には忘れて
しまうのだ。

食事時のこと。
ご飯を食べている最中に、いきなりテレビの前に行って
座り込んだので
「藍夏、戻りなさい」
と強い口調で言うと、慌てたように席に戻って
またご飯を食べ始めた。

しかしその1分後、気がつくとまたテレビの前に座っている。
さすがに本気で怒って、藍夏さんを抱え上げ、別室に
連れて行き、おでこを軽くひっぱたいた。

藍夏さんは、抱えあげられているときからもう何で怒られて
いるのか分かっているから
「ごめんなさいぃぃーーー」
と泣いているけど、そんなのは無視だ。

でも、なんで2度も同じことをやるのは聞いてみても
本人にも理由はわからないみたい。

決してふざけているわけでも、なめているわけでもなく
ある意味無意識にしてしまうのだ。

勝手な推測だと、好奇心が強い子とか、集中力が
高い子はその傾向が強い気がする。
自分の興味が最優先になってしまい、それに没頭
してしまうのだ。

でもこんなことが続くと、世間様では生きていけない。
藍夏さんに
「何度言っても分からない子は、お猿さんと同じだよ。
今度からお猿さんって呼ぶよ」
ときつめの説教を。
すると、泣きながら
「さるじゃないよぉ〜、あいかだよ〜。」
というのでもう一回やったら呼ぶ約束にして今回は許してあげた。

しかしこの段階でもうお猿さんなんだけどね。

猿から進化した親が言うから間違いない。


Q 同じことを何度も言われましたか?
A ええ。


PS
昨日の晩御飯
・マグロの刺身
・マグロ納豆(藍夏さんのみ)
・チーズオムレツ(昨夜のリベンジ!!今回は大成功)
・ほうれん草のごま味噌合え

制作著作 あたしです。


2003/08/17

犬嫌いには理由がある

あたしは自分では親に似ていないと思うけど
友人からは母親にそっくりだとよく言われる。

言動や、好き嫌いが似るのは、親の振り見て真似をして
成長するので仕方がないところもあるけど、「犬好き」
に関してはちと話しが違う。


小さい子どもの犬に対する接し方は2極化するらしい。

まずは完全に無防備で可愛がる子。

藍夏さんなどはこれにあたる。
どんなに大きい犬でも意に介さずに近寄っていき
ムツゴロウさんのような可愛がり方をする。

逆に前に見た藍夏さんの友達の女の子は
怖がってまったく近寄ろうとしなかった。

まず、好きな子の場合は分かりやすい。
単なる親真似で、親が犬に対してどのような接し方をする
かでほとんど決まるらしい。

親がものすごく犬好きで、すぐ構いたがる人
だと(あたし)子どもはそれを見て、犬は怖くない
ものだと学習して犬に近寄っていく。

犬嫌いの場合は、単なる親の好き嫌いに合わせた
のとはちと違う。

犬がまったくだめで、本当に嫌いという人は少ない。
どうやら、犬が好き嫌いという話しではなく、人に接触す
るのが苦手な人の子どもほど、犬嫌いの傾向が強い気がする。

犬はもうそこら辺に歩いていることはなく、たいてい飼い犬で
人がつれて歩いているからだ。
犬と遊びたかったら、まず人と話さないと行けない。

そのハードルを越えるのがおっくうな人の子は、犬嫌い
になっている気がする。

ちなみに、あたしは馬が大嫌いで、近寄ることすら躊躇する。
理由は、昔お腹をかじられたから。

でも藍夏さんは乗馬が大好き。
一人で「ハイヨォー」といいながら嬉々として乗っている。

・・・単なる「嫌い」は真似するわけでもないようだ。


Q 親も自分も嫌いなものは?
A ・・・ないなあ。家族でピーマンが嫌いって話しはよく聞くけど。


PS
昨日の晩御飯
・しゃけの塩焼き
・チーズオムレツ(大失敗・・・・。)
・シラスと豆腐の和え物
・トマトサラダ
・納豆

制作著作 あたしです。

2003/08/16

究極の選択

ある家族の中でものすごい選択を迫られている
ドキュメンタリを見た。

お父さんが突然病気になった。
どんどん体が固まって動かなくなり、最終的には人工呼吸の
寝たきりになってしまうという不治の病。

現在はまだ意識もあり、歩行は困難だが、かろうじて
しゃべれて、食事もなんとかできる。

そんな中お父さんは、もし自分が人工呼吸をする段階まで
来ても、それを受け入れず、そのまま死を選ぶと宣言した。

当然妻やお父さんの父・兄などが反対したが決心は
なかなか変らない。

そこで、妻が子どもに相談することにした。
お父さんはこのまま病気が進めば人工呼吸を
して、機械まみれになる。
でもお父さんは何もせずこのままがいいと言っている。
もちろん、このままだと死んでしまう。

さあ、どっち? と。

このとき、非常に頭にきた。

聞いたら
「なんだろうが死なせたくない」
というに決まっているだろう。
(事実、中学1年の娘は泣きながらお父さんに
人口呼吸を勧めた)

なぜ、分かりきった答えを言わせるために
娘を苦しめなくてはならないのか。

お母さんとしては、お父さんを説得して欲しくて
した行為かもしれないけど、その結果誰もが
悲しんで何も解決しないことになる。

お父さんにも意思がある。

そんな形で生き続けたくないと思ったのかもしれないし、
家族に迷惑をかけると思ったのかもしれない。

あたしが、このとき(だけ)思ったのは、「経緯は別でも結果は同じ。」

つまり、人口呼吸はしないけど、そうしない理由は別だ。

生きていて欲しいと思ってくれて、死んだら悲しむのは
分かっている。悲しい思いをさせるくらいだったら
機械まみれも仕方がないと思うし、藍夏さんや杏夏さんの
大きくなった姿を見れずに死ぬには、あたしがものすごく悲しい。

でも・・・。

その思いはいつまで続くのだろうか?

5年後、さすがにお金がなくなり、家族はものすごい貧乏
になる。
学校でも浮いた存在になり、欲しいものも買えず、
行きたいところにも行けず、やりたいこともできない。

もしかして10年後、結婚なんてなったときも、相手の
ことを気遣い、あたしのせいで別れるかもしれない。

そして、いつしか家族たちの心の中で
「なんでこんなことやっているんだろう」
「いっそ何もかも捨てて逃げ出してしまいたい」
と思うこともあるだろう。

その思いと、「父(あたし)を好きでいなくてはならない」
ギャップに苦しみ抜くだろう。

やっと何もかも終わったときに、家族はどんな
思いなんだろう。

それを考えると、とてもじゃないが生きていくのは
辛すぎる。

死にたくないけど、無理に生きていくこともできない。

さて、あたしはギリギリの瞬間にどうするのだろう。

Q 敢えて質問はなし。
A 答えはまだない。


PS
昨日の晩御飯
・豚の生姜焼き
・マッシュドポテト
・くずし豆腐のピリ唐味噌合え
・納豆
・トマトサラダ

制作著作 あたしです。

2003/08/15

仕方なくなんだから、もっとなんとかして欲しい

あたしんちは幸いにも共働きではないので
保育園の必要はなかった。

個人的な好き嫌いは別にして、あった方が世の中
のためなんだろうなぁとは思う。

できれば21時くらいまで預かってくれて、一週間
1万円くらいで、病気の時もケアしてくれて、会社
の近くか、家の近くにあると嬉しいらしい。

でも、このどれか一つでも満たしてくれるような保育
園に出会えることは、あまりない。

たいてい19時くらいまでで、高いところだと一週間
で2万を超え、病気のときは問答無用で呼び出し、
家や会社の近くにあることなどめったにない。

そんな状況の中、会社の中に保育園を用意したところもある。
これは非常にありがたいけど、ほとんどの人には関係ない話し。

保育園の問題は、認可や制度、数や状況の問題が複雑
に絡まって、なかなか解決策が出てこない。

国が
「おりゃーーーー」
と福祉制度を完備すれば一番話しは早いけど、今のところ
あまり進展はない。

みんななんかしらの事情を抱えて子どもを預けて
いると思うけど、本当に心から喜んで預けている人は
いないと思う。

預ける瞬間、その直後、心の中では号泣かもしれない。
何でこんなことしてるんだろう、一番大事な時期かもしれないの
に、と迷いながら。

あたしだったら、会社モードになるまで数時間はかかりそう。
そして藍夏さんだったら離れ際にこう言うだろう。

「なんでいっちゃうのぉーーー、あいかのことすきじゃないのぉー」

好きだけど・・・・。

ますます号泣するだろう、あたしが。

Q 総選挙で期待することはありますか?
A 保育制度を変えてくれ・・・・(あたしは使わないけど)


PS

昨日の晩御飯
・鳥のから揚げ
・揚げシューマイ
・卵焼き

制作著作 妻さん

2003/08/14

べったりの時期はまだこない

長男長女は自分がどれだけうらやましい
存在なのかを気がつかないことは前にも書いた。

それと似たような感じで、感動が今ひとつ薄くなって
しまうのが次女・次男だ。

最初の子供は何をしてもかわいいらしい。
最初の寝返り、立ち上がり、挨拶、返事・・・。
全てのしぐさが初体験で、感動の雨あられ
状態となる。

ただ、次女・次男ともなると、若干話が違う。
大体、「このくらいの時期にこうなる」というのが
分かってきているので、驚きや感動がどうしても
なくなる。

もちろん嬉しいことには変わりないが、なんでも
そうだが、初めての感動とはやっぱり違う。

ちょっとかわいそうだが、逆の面もある。

年がいくつか離れている姉妹兄弟だと、上の子
が友達や他のことに興味を持ち出して、自分から
離れていくときに、下の子はまだまだべったり状態
の事が多い。

そうなると、上の子のなついてかわいかったときの
感動をまた味わえることになり、そのリプレイ的な思い
はまたひとしおだ。

ある意味、上の子が離れれば離れるほど、下の子
がかわいくなっていく(らしい)。

ウチではまだまだべったりな藍夏さん。

杏夏さんももちろんかわいいのだけれども
あたしが
「杏夏可愛いーーー」
とかいうと、決まって
「あいかはかわいくないの!」
と激怒りするので、これまたなかなか難しい。

藍夏さんが小学生になる頃、杏夏さんが幼稚園。

その頃はきっと杏夏さんべったりになるだろう。

でないとある意味困る・・・。

Q 兄弟をうらやましく思ったことがありますか?
A うらやましいというより、何をされても
  「これが当たり前で、他の家も同じような状態だろう」
  と思って気にしなかった。

PS
昨日の晩御飯
なぜかラーメンを食べに行きました。







2003/08/13

言葉を覚える理由の一つ

子どもの頃は意味なく叫ぶときがあった。
ノリであったり、ストレス発散であったり。

いつからか、そんなことはしなくなり、逆に
そんなことは最近まで忘れていた。

杏夏さんが、普通に遊んでいるとき、なんの
規則性もなくいきなり
「もーいや!!!」
とか言い出すことがある。

あたしがびっくりして
「何?何? 何があったの?」
と慌てて聞くと、
「しやない!!」
と意味なく怒っている。

さすがに頭に来て
「そんな意味なく怒らない!!」
と叱りつけると
「ごめんちゃー、ごめんちゃー」
と半泣きで謝るが、彼女が怒った理由はまったく
分からない。

大人になれば、なんとか
「いや、いやなこと思い出して」
とか
「やらなきゃいけないこと忘れてた」
とかいきなり、自分の心の中だけでびっくり、あるいは
激怒したことを説明できるだろう。

でも、残念ながら杏夏さんは
「やなの」
くらいしか言えない。
質問されてもだ。

そんなことに最近気がついた。

杏夏さんが説明できるようになることには
もういきなり怒ったりはしないだろう。

それまで大きな心で我慢するか・・・。

いや、それをしているといきなり怒るのが癖になる。
やっぱり叱ろう。

もしかしたら
「もっと自分を分かってもらおう」
とがんばって言葉を覚えるかもしれないから。

Q いきなり大声を出すときってどんなとき?
A すっごく嬉しいときと、すっごく悲しいとき

PS
昨日の晩御飯
遅かったので知りません・・・。




2003/08/11

限度を超える笑顔

ついつい人につられて調子に乗ってしまうことが
多々ある。

悪ふざけなどもその一つ。

藍夏さんはなんとなーく、「そろそろ叱れるな」というレベルを認知する
が、杏夏さんはまったくといっていいほど、気がつかない。

よく、ふざけてボールを投げているとき、間違って顔かなにか
にあたって、ちょっとでもオーバーなリアクションを取ると、それに
大喜びで、何度でもやりたがる。

最初は藍夏さんがその面白さに気がついて、やり始め
すぐ杏夏さんがまねをする感じだ。

間を置いての2回目くらいなら
「わぁあ! びっくりしたぁ。もう止めてね」
くらいだが、3回目以降は
「止めてね」(藍夏さんはこの時点で止める)
「いいかげんにしろよ」
「止めなさいって言ってるでしょ!!!」
と拳骨とともに叱る。

最初に怒ればいいという話しもあるけど、相手は遊んでいる延長
のつもりだし、はしゃいでいる顔を見るとどうしても、いつもの激怒
指数を越えて我慢してしまう。

また藍夏さんと杏夏さんを別に怒るわけにもいかず、
どうしても理解の深さで差が出てしまう。

杏夏さんからしてみれば
「あそんでたんじゃないの?」
となるからなお始末が悪い。
杏夏さん的には納得いかないし、あたし的にも、若干申しわけ
ない気持ちになる。

そんなあたしに、藍夏さんからも注意が。
「きょうかは、わかんないんだよ。あいかはわかるけどね。
がまんしてあげなさい。」

というか、最初にやったのはあんただ。

Q ふざけて、何かをやられるとき、我慢の限界はどこまで?
A やっぱり、同じようなことを3回くらい繰り返されたときかなあ・・・。
  大人に対しても「結構、しつこいんだけど」
  とか言っちゃう。

PS
昨日の晩御飯
お出かけしていたので、外食です。

2003/08/10

「近く」で喧嘩は非常に困る。

会社の席の近くなどで喧嘩が始まると、
どの程度関連していいか非常に困る。

完全に自分に関係があるとか、自分がそのチーム
の上司とかだったら口を挟めるけど、同じ部くらい
の関係だったら、なんとかくそのままほっとく感じ
がする。

これが身内だともっと困る。

まあ、今回は自分の両親だったのである程度
笑って済ませることもできたが、そのときは当然
藍夏さんと杏夏さんと、妻さん、そして兄家族
がいたので、あたし達(兄弟)以外は非常に
困っていた。

そんな場で喧嘩をする両親(一方的に母)も問題だが
とりなすタイミングや軽く流す態度とかも、一歩間違えば
逆ギレし、火に油になり兼ねない。

あたしは笑いながら
「もうやめなさーい」
といっていたが、兄は逆に
「みっともないから、もうやめろよ」
とそれなりにキツイ口調でいさめた。

そして、藍夏さん。

「どしたの? ばーばー、なんでおこってるの」
直球勝負。

そして
「やめてよぉ〜」
泣き落とし。

その場はなかったかのように元通りになりました。

藍夏さん、ナイスツッコミ!

Q 喧嘩の仲裁ってしたことあります?
A 何気にある。でも、人が入ると収まる事が多い。



PS
昨日の晩御飯
・出かけていたので、外食です。

2003/08/08

人のために出来ること、出来なくなること。


以前、美容院に行ったとき、あまりにもやる気のなさそうな
対応だったので、髪をぬらしたまま帰ったことがある。

普段はあまり怒らないタイプなのに、金銭の授受が発生している
とき、人を小バカ、あるいは差別されたときは毅然とした態度に出る。

先日家族で食事をしている時、近くにアジア系の人たち
が座ってきた。

注文できるのかなぁ、と心配していたら、彼らはきょろきょろ
するばかりで一向に注文をする気配がない。
ましては、お店の人もまったく席に近寄ることがなく、
水すら持ってこない。

その後から来た人たちは次々と水をもらい注文をしている
のに、彼らだけポツンと取り残されたままだった。

あたしださすがに頭に来て、さりげなく店員に目線を送った
がまったく気がつかない。

いよいよ注意をしようと席を立ったそのとき、彼らのところに
食事が運ばれて・・・きた。

どうやら、席につく前に注文しておいたらしい・・・。

そして仲間の一人が
「すみませーん、水くださいー」
と流暢な日本語。

・・・あやうく大恥をかくところだった。

でも、こんなことを繰り返していたら、ますます
注意とか、人のためとかしにくくなるなあ・・・。

「勇気ある行動」のきっかけをますます削られた
一日でした。

Q 電車ですぐ席を譲るときはどんなとき
A 明らかに妊婦の人か、90歳近いご老人。
  80歳くらいの中途半端な老人は、席を譲ってくれ光線を
  出すので、ちょっとタイミングがずれて譲れない。



PS
昨日の晩御飯
・ほっけの塩焼き
・肉じゃが
・ほうれん草の胡麻和え
・ちくわとワカメのピリから合え

制作著作 あたしです。


2003/08/07

家でも楽しいと思う・・・・

あたしが小さい頃、誕生日には、トリモモの照り焼き
と、ケーキというセットだった。

そのせいなのかは分からないけど、トリのモモはイベント
以外では夕食にはでなかった。

逆にそれが誕生日にないと、ものすごくいやーな
気持ちになり、ダダを捏ねた気がする。

ちなみに今日は杏夏さんの誕生日。
あたしは家で何か杏夏さんの好きなものをつくって
あげようとしたんだけど、食べに行きたいという意見も。

なんとなく誕生日は、家で当人の好きな手料理を食べるつもり
でいたから、すこし躊躇した。

でも、世間一般では、家族そろって外食して、おいしい
ものを食べるという感じなのかしら。

あたしは生まれてこのかた、そんな経験はないけれど
、よーく考えたらレストランとかでも誕生日メニューや
割引もあるし、カップルはたいてい外食だ。

藍夏さんはあーもなくすーもなく外食で、杏夏さんに
聞いても
「おんもいく」
と言っていた。

誕生日は好きなことをさせたほうがいいけど・・・。
何気にこの時点でも迷っているあたしでした。

Q 誕生日は何が一番嬉しかったですか?
A うーーーん・・・・・。ケーキを一番最初に食べられる
  ことかしら。この日以外は一番最後とかだから。

PS
昨日の晩御飯
・とんかつ
・卵のマヨネーズ和え
・揚げシューマイ

制作著作 あたしです。



2003/08/05

やってほしいけどやってほしくない。

人それぞれ、自分なりの方法論を持つ。
その方法論をどこまで共有化できるかで親密
度も増すと思う。

夫婦生活だと家事のやり方と、各人の方法論
でまず最初に衝突がある。

あなたは掃除ね、あなたは洗濯ね、などと何気に
分担を決めるが、問題は途中で変わってもらう時。

「あー、掃除はまず上の埃を取ってからなのにぃ」」
とか
「白いものは別でやりたいの」
など同でもいいことをこだわる人が多い。

特に奥さん方はそうだろう。

またあまり家事をしないだんな連中が、奥さんが
病気などのとき、代打でやるとこの手の衝突が必ず起こる。

そのうち、
「もう何もしないで・・・」
となってくる。

さらにだんな連中は簡単なこと(掃除系)しか手伝わない
ので、決して料理や細かいお金の計算などは見向きも
しない。

奥さん連中から言わせれば
「掃除なんかはやんなくても大丈夫だから、まず
食べ物を作ってくれ」
と思うだろう。でもやんない。

ひどいケースになると
「おい、晩御飯どうする?」
と病気の奥さんに向かって、あたかもおまえが作れ
と聞こえんばかりの質問を投げかける。

これで「THE END」だ。

こうならないためにも・・・。

まずは料理。

病気や疲れているときにさりげなーく
作ってあげると、たいていの奥さんは喜ぶはずだ。

掃除なんかはしなくていい。

まず自分が一番やりたくない、できそうもないこと
からはじめよう。

Q 奥さんが病気の時、家事をどこまでやりますか?
A 全部

PS
昨日の晩御飯
・遅かったので別飯でした。
みんなはグラタンです。




2003/08/04

うらやましい気分

子供と一緒に外出していると、外からの視線が気に
なるときがある。

特に藍夏さんが小さいときは自意識過剰ではなく
えらく人の視線を集めてた気がする。

特に規則性はなく、
「わぁー」
とかみたいな声と共に藍夏さんを見つめて
それも、結構無遠慮に見つめて、藍夏さんが
気が付くのをじっと待っている。

気が付いてそっちを見たら、今度は
声をかけたり、手を振ったり。

いや、そんな昔話じゃなくて、本題はその中でも
たまーに特殊な人がいることを教えてたかった。

45才前後のおじさんで、中学生くらいの娘を
持つ人。

彼ら父母娘で、食事をしているときに、ウチの
家族が近くにいると、
父親の方がものすごい視線を送る。

それは決して可愛いとかじゃなくて
「いいなあー、あんな時期があったなあ・・・」
という昔を懐かしむと同時に、また経験したい
という願望なのだ。

あたしも藍夏さんが大きくなったときに、よそのうちの
赤ん坊を見ると、ちょっとうらやましかった。

赤ん坊のころは地獄だということも忘れて
すごーくほしくなった覚えがある。

そういうお父さんが見ているときは、あえて
藍夏さんや杏夏さんをけしかけて、アピール
させることもある。

思い出の中にある「幸せの時」を味わってもらうために。

Q 人の子供を見てうらやましいと思ったことはありますか?
A 今はないけど、あと5年くらいしたらめちゃめちゃ思うんだろうなあ・・・。


PS
昨日の晩御飯
・なぜかファミレスでした。



2003/08/01

なめたらあかん、なめたら

子どもの英才教育はいつごろから始めればいいのか。
あたしはとくに気にしていないけど、最近は大学まで
未就学児用のカリキュラム
を用意するそうだ。

大学が3歳児をどうやって手なずけるかは大変興味
があるけど、なんだかんだいって幼稚園とあまり
変らない気がする。

だって、結局大学の先生じゃ相手ができないし、
誰かを連れてきてやってもらうしかないと思う。

「大学ならではのソフトとハードを活用して、親子が
一緒に豊かな感性をはぐくめる場にしたい」
なんてことを言っていますが、大学にそんなものが
あったのかすら疑問だ。

その点、まだディズニーランドの方がソフトと
ハードを利用して親子で楽しめる教育の場を作った
ほうがいいのではないかと。

ドナルドの子どもは何人?
とか
あの建物の名前を書いてみて
とかのほうがすぐ覚える。

子どもは何より見た目重視。
大学のたいてい無機質で重苦しい感じなので
子どもが気に入って行きたがる環境ではない。

幼稚園とか、子ども専用スクールとかって、何気
に入り口やら、壁やらでも子どもっぽくしてがんばって
いるところが多い。

そこに入る前から高揚感を煽っておいて、
「あの絵が書いてあるところ行ってみたい」
と言わせる作戦なのだ。

子どもビジネスに進出するのはいいけれど、
所詮ガキ相手だから、って思っていると
ある意味大人相手より怖いよ。

お母さん方が言いふらすから、悪い情報は。

Q 大学ってどんなとこ?
A あたしは嫌いじゃなかったけど、子どもにとっては散歩くらいしか・・・。

PS
昨日の晩御飯
・なぜか回転寿司でした。