2005/06/30

いちゃもん

小噺

藍夏さんが布団でごろごろ転がっている。
杏夏さんも合わせて転がる。

そのうちお互いが邪魔になる。
広々一人で転がりたい。

「おねえちゃん、じゃまぁー」
「ひどいこというなあ、あんた」
あたしは杏夏さんにちょい叱り。
杏夏さんはそれだけじゃだめだと思い
「おねえちゃん、いたいー」

痛いって、、、、、よくよく見てみると
杏夏さんの手が藍夏さんの下に。

おかしいと思い、どけて、ごろごろ再開。

「おねえちゃん、いたいー」
再度、杏夏さんの手が藍夏さんの下に。

しかし、もうしっかり見ていた。
杏夏さんがごろごろのタイミングにあわせて手を
差し入れいているところを。。

杏夏さん、当たり屋だよ、それじゃあ。。。


PS
昨日の晩御飯
遅かったので別飯です。

2005/06/25

違和感

小噺

杏夏さんをレストランでトイレに連れてった。
2つのトイレ。先客が隣にいたみたいだけど
気にせずはいる。

隣はトイレにいながら携帯電話で、悩み事相談中。
杏夏さんは気にせず、話しながらトイレでふんばり中

「あたし、彼の純粋さを裏切っているようで・・・」
すすり泣く声
「うーーーん、げりうんちになりそうぅ」
がんばっている声
「彼のお母さんも、本当にいい人なのに、、、もう
どうしていいかわかんない」
「でたかなぁ、でないなぁ。」

「このままの関係でいても、なんだか不安で、、ごめん、
こんな話して。迷惑?」
「あ、そろそろでそう! ・・・でたぁ・・・」

確実に迷惑だろう。。。早くあたしがここから出たい。。。

PS
昨日の晩御飯
・遅かったので、別飯です。

2005/06/22

人に厳しい

小噺

藍夏さんが外食先物色中、駄々をこねてみんなを怒らせた。

「やだぁーー、ここに行くって決めたじゃないぃー はいるーー」
「しょうがないでしょ、ものすごく並んでいるんだもん、入れないよ」
「やだやだやだーーーー、待てばいいじゃない、まだ時間はあるよぉ」
ちょっと計算したけど、やっぱり帰るのが遅くなる。

「違う店にしよう」
「やだやだーーーーー」

ここで会話は終わり。あたしはわがままな藍夏さんを担ぐと
車に戻り、家に向かった。

藍夏さんはしくしく泣き、とばっちりを受けた杏夏さんが
ぶつぶつと文句を言いながらも姉である藍夏さんに一言。

「しかたないよ、おねえちゃんががわままなんだから。ゆるさないよ。
きょうはかえるからね。」

あんたは何者だい。。

PS
昨日の晩御飯
遅かったので別飯です。

体を動かしているうちは。。

あたしは小さい頃体を動かすことが好きだった
気がする。

でもいつのまにか家で遊ぶのが好きになり、そのうち
出かけなくなった。

子供はだいたい体を使って遊ぶことが好きだ。

でも、遊んでくれる人がいなくなったり、遊ぶことを
制限されてくると、どんどん家でおとなしく遊ぶことが
好きになっているような気もする。

こんな「体操のお兄さん 3歳児の定点観測」例もあったけど、大人が構いすぎるのもちょっと問題。

杏夏さんは3歳だけど、まだ体を使って遊ぶことが大好き。
できれば一人でも遊んで欲しいのだけど、遊びを求めて
いるときはできるだけ遊ぶようにしている。

杏夏さんもそれがわかっていて、ちょっとでも気を抜くと
「きょうかのこと、すきじゃないのね!」
と怒る。

いや、、、そういうわけじゃーないけど。。

体操のお兄さんのほうがいい、と言われる前に
もっと体を使って遊ぶようにしよう。。。。

Q 小さい頃、誰が遊んでくれましたか?
A 近所の大きいお兄さんやお姉さん

PS
昨日の晩御飯
・マグロの刺身
・ほうれん草と卵の炒め物
・納豆

制作著作 妻さん

2005/06/16

まずは年齢

あたしはあまり初対面の人に年を聞かない。
といいつつ、そうなったのはここ最近のことだ。

なぜか、老若男女問わず年齢を聞きたがる。
名前を聞いたあと、すぐ年だ。

そう思ったのは、杏夏さんと藍夏さんの初めて
会うお友達と話はじめのとき。

公園で初めてあった女の子に
「いっしょにあそぼ!」
と声をかけられて、その直後
「おなえは? いくつ?」
と聞いて、自分より年下だと分かるととたんに
仕切ろうとする。

なぜかは分からない。

下だと態度がでかくなるし、上だと甘えようとする。

これは、ほとんど同じ。

小さい頃からそうしているから、大きくなってもそうなの
だろう。

年で態度を決めるのは、ある程度あっているといえばあって
いるし、おかしいといえばおかしい。


だって、遊ぶのに年は関係ないし、仕事もできるやつがえらいから。

でも、、なぜか知りたがる。

アメリカとははどうなのかなあ。。

Q 初対面の人が年下だったらどうします?
A とりあえず、食事はおごる。

PS
昨日の晩御飯
・遅かったので別飯です。

2005/06/12

用途が違う

小噺

聞きたい病が大流行

なんでも「どうして?」いつでも「なんで?」
あたしも地道に答えていく。

どーーでもいいことも、イヤになるくらいの
ことも。

「おさるさんだよ、かわいい?」
そこにはあたしの腕にぶら下がっている杏夏さん。
「かわいいねえ・・」
軽く言うと
「どうして?」
あんたが聞いたんだろう。。。

だいたい、おさるさんだよってその時点であたしが
「なにそれ?」って聞きたいわい。

あたしが食事をしているときに、ひざの上に無理やりのってくるので
「降りてよ」
って言ったら
「なんで?」

おい、もう何十回も言っているぞ。。

「どれがいちばんみたいの?」
いきなり走りこんできて質問
「何それ?」
「まつけんさんば、とか、ぎたーざむらいとか・・・」
「ぜんぜん見たくない」
「じゃあなに?」
「タイガーアンドドラゴンかあな・・・」
「おれの、おれの、おれのはなしをきけぇーってうたう?」
「みながらおどる?」
「歌わないし、踊らないよ。なんで踊るの?」
「うふふふふぅ?」
走り去る杏夏。


あんたのは質問じゃないよ、暇つぶしだよ。。

PS
昨日の晩御飯
・肉ともやしの炒め物
・ちくわとワカメの和え物

制作著作 妻さんです。

2005/06/08

一度使えたら何度でも

小噺

あたしが帰ってきてすぐに杏夏さんが
「○○(あたしの名前)は、じぇんじぇんあそんでくれない!」
おいおい、今帰ってきたばっかりじゃん。

なんでと聞くと
「だって、、、、きょうか、つまんない!」
話が通じていない。
いや、通じているけどすっとぼけているのだ。

あたしが、前にパソコンかなにかに夢中になっているとき
一瞬、杏夏さんをじゃけんにした。

そのとき、涙をぽろりと流して一言
「じぇんじぇんあそんでくれないのね・・・」
悲しそうにつぶやいた。

ものすごく悪い気がして、すぐに謝っていっぱい
遊ぶことにした。

それを、、、、確実に覚えていたのだ。

そしてなんども繰り返している。。。。

Ps
昨日の晩御飯
遅かったので別飯です。

2005/06/04

はずす時期は悩みどころ

あたしは子供の頃、普通に車に乗っていて
特に困ることはなかった。

でも、ここ最近はチャイルドシートが義務付けられ
藍夏さんも杏夏さんも大泣きの時期があった。

藍夏さんは1歳くらいがピークで、車に
乗るたびにヒンヒンないていて、時に大声を
出したり暴れたりした。

でも絶対にはずすことはなく、その時期も数ヶ月で
ようやっと終わり、それからは黙って乗るようになった。


杏夏さんは今くらいがピークみたいで、乗るたびに
締め方がいやだの、苦しいだの暴れまくる。

当然しかりつけるのだけど、それにも限度があり
大抵は、嵐の過ぎるのを待つことになる。

一回、あまりにもひどかったので、車をとめて
こっぴどくしかり、そのまま家に帰ったことがある。

その日は杏夏さんがすごくたのしみにしていたイベント
だったけど、当然キャンセル。

それがものすごくこたえたらしく、それ以来は結高ィとなしくしている。

でも、、なんどもくじけそうになり、ベルトをはずして
しまおうかと思った。

それをやったら、暴れたらなんでもOKになるし、もし万が一
事故にあってすっ飛んで、何かあったら、一生後悔する。

苦難の時期を乗り越えて、今は平穏な日々・・・。
だらか、、もう少し我慢しよう。

後で泣くのは親だから。

Q シートベルトをしないで、困ったことはありますか?
A 一回事故で、後ろのシートからフロントガラスに
すっとんだことがある。

PS
昨日の晩御飯
遅かったので別飯です。

2005/06/01

ゆめをかなえたくないそうです

小噺

ミサンガを足に付けた杏夏さん。

「これが自然と切れると夢が叶うんだよ」
と教え込むと
「じゃあ、、きれたらマイメロディのおもちゃが
かえる?」
と早速物欲に。

「まあ、、、切れたらね・・・」

しばらくして
「でも、、、もう、ゆめかなえなくていい!」
走ってきてあたしに訴えかける。


「なんで?」
「ほかのおもちゃほしいから!」

杏夏さん、夢ってそんなものじゃあないんだよ。。

PS
昨日の晩御飯
遅かったので別飯です。